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独学 チェス上達法

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現時点で私が思っている独学 チェス上達法です。

1.対戦を行う

ルールを覚えたらまずゲームをしてみることです。相手は人でもコンピューターでもかまいません。
負けて悔しい思いもするでしょうが、対戦を避けていては経験を積むことができないので上達は
難しいでしょう。

始めは1手ごとよく考えた方が上達につながるためできるだけ長い時間のゲームをした方が
いいです。具体的には15分以上のゲーム、もしくは1手ごとの持ち時間が日数単位の通信チェス
( chess.com の online chess など )がオススメです。

持ち時間30分以上のゲームも良いですが、ネット対戦では長時間のゲームは対戦相手が見つかりづらかったり、途中で相手が回線切断したりすると悲惨です^^;

1分 ~ 5分の短時間ゲームは面白さもありますが、チェスを初めてから短時間のゲームばかりしていると上達は難しいでしょう。


2.ゲームの見直しをする

チェスを初めてしばらくは楽しむこと優先でゲームの見直しを無理に行わなくてもいいですが、チェスを初めて1年以上経ち、上達を願うのであればゲームの見直しは必須です。

ゲームをして経験を積んだとしてもゲームの見直しをしなければ改善が見込めません。
ゲームの見直しは自分で考えるのはもちろん大事ですが、Fritz などのチェスソフトを使い分析を
見ることが上達に役立ちます。自分の気づかなかったことが分かるからです。

ゲームの悔しい思いを悔しいままで終わらせず改善に役立てましょう。同じ失敗を繰り返さないようにすることが改善になりますが、忘れてしまうことはよくあるので、忘れて覚えての繰り返しで記憶が強化されていきます。


3.本で勉強する

チェス関連のサイトでもある程度学ぶことはできますが、上達を願うならば本で学ぶことは必要
です。マスタークラスになれば知識だけの問題ではないと思いますが、パターン認識などの知識も含め、知識の有無が勝敗に大きく影響します。

最近は和書のチェス本も増えてきましたし、チェス本で勉強することは上達に役立つだけでなく学ぶ楽しさがあると思います。


4.マスターのゲームを見て学ぶ

棋譜並べをすると良いとよく聞きますが、私は OTB をやらないため実物のボードと駒を使うことは
なく、ネットの Database からマスターのゲームの PGN をダウンロードして Fritz 13 の分析にかけ
1手ごと自分で考えるとともにコンピューターの分析を見ています。

本に出てくるマスターのゲームも解説があればもちろん勉強になります。

マスターのゲームならば何でもいい訳ではなく、自分の使うオープニングのマスターのゲームが1番得るものが多いと思います。

マスターのゲームを見て学ぶことは中級者から上級者を目指すのに特に必要だと感じます。


ここでは独学の上達法について述べましたが、チェスクラブやサークル、部活などで先生やコーチ
上級者などに直接教えてもらうことも上達につながることは言うまでもありません。

またどんなに優れたコーチや先生に教わったとしても結局は自分次第ということも覚えておきましょう。

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