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lichess の発音

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自分ではずっと ライチェスと発音していたのですが、ネットで リ チェス と見かけたので、検索で調べてみたら、リーチェス のようでした。

参考ページ リンク
How do you pronounce Lichess?


https の URL

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最近またブログを更新するようになってきて気になったことに
今後は URL が http:// から https:// が主流になっていくようです。

詳しくは知りませんが https だと暗号化された通信となるらしく
SEO 的にも良い模様。何より今まで通り http の URL を使っていると
下図のように URL 部分で保護されてない通信と表示され
サイトに訪問された人はちょっと不安になりそうです。



Blogger の設定では HTTPS の項目で HTTPS リダイレクトで
「 はい 」を選択すれば、http から https の URL に接続できるように
なります( 下図 )。



リダイレクト設定後の URL( 下図 )


初めからこうなっていれば気づかないかも知れませんが
「 保護されてない通信 」となっていた場合はマイナスイメージになりそうです。

https についての参考ページ
httpとhttpsの違いは、直球と魔球くらい違う」 - BLOOM PROMOTION 様のサイト

Fritz14

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チェスオープニング入門のサイトで、オープニング解説の記事を
また作成し始めました( Baltic Defence の記事 )。

今のパソコンで以前不具合が起こり、OS を再インストールしたため
今のパソコンに Fritz は入ってません。

オープニング解説の記事作成にチェスソフトの分析は必要なので
amazon で Fritz14 を注文しました。

lichess のサイトで棋譜解析はできるのですが、分析がいまいち安定
しない感じで、ちょっと頼りづらいです。
使い慣れた Fritz が自分には合ってます。

amazon.com の方だと Fritz16 がありましたが、14 でも十分でしょう。
別のチェスエンジンを入れることも可能ですし。

オープニング解説の記事は以前よりも簡易な感じで作る予定です。
オープニング入門のサイトなのでその方がいいかなと。

Queen's Pawn Game

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Baltic Defence の記事は大体できて、後は Fritz14 が届いてから
各局面をチェックしてチェスオープニング入門のサイトにアップします。

その後は、London System、Trompowsky Attack、Torre Attack などの
Queen's Pawn Game の記事を作成予定です。

黒番で 1.d4 d5 2.c4 の Queen's Gambit に対しては 2...e5 とする
Albin Countergambit で勝率は悪くないですが、1.d4 系で
そうならなかった時はまだ自分なりの対策がないので
Queen's Pawn Game の記事作成が自分にとってもためになると思います。

1.e4 系では何のオープニングだか大体分かりますが、1.d4 系は知らない
ものの方が多いと思います。

白番ではほとんど 1.e4 を指してきましたが、少しずつ今まで使ってこなかった
変化を試したりしているので、将来的には 1.d4 も使う予定です。
1.d4 を使うことで、黒番の時に 1.d4 への対応力も高まることでしょう。



赤枠に入らせてはいけない

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黒先手


Total Chess Endgames のアプリに出てきた問題。
私は不正解でした。

何故その手がダメなのか?
という問題が多くためになります。

白に連結パスポーンがあるため白優勢な感じですが
ドローにできます。





ドローにできる1手目は 1...Kd4 だけです。
自分は 1...Kd5?? として失敗です。

自分で思っていたことは
① 赤枠の中に黒キングがいれば、白 a ポーンの昇格を止められる。
② 黒キングが白 b3 ポーンを取りにいった場合、白が2手早く昇格でき
  黒は負ける( b3 ポーンを取りに行ってはダメ )。
③ 黒キングが赤枠を出ずにオポジションを取れればドローにできる。

ですが、③ の考えがダメでした。



どう考えれば良いかですが、まず白キングが赤枠内に入ってくると
b4 ポーンを取られるか、a4 ポーンの昇格を許すので( 1つ例外あり )
白キングが赤枠内に入ってくるのを防ぐ必要があります。



ただし、上図の場合( 白先手 )、ドローです。



始めの局面に戻ります。
では、黒はどうすれば良いでしょう?
あるいは、白はどうすれば赤枠内に入れるでしょうか?

実際には少し先の局面を見ないと分かりづらいです( 下図 )。

1...Kd5?? 2.Kh3 Kd4 3.Kh4 Kd5 4.Kh5


白が distant opposition を取っている局面( 局面 A )。
黒キングを e ファイルに動かすとオポジションを取られ
白キングが赤枠内に入ってくることを許すため
4...Kd4 か 4...Kd6 ですがいずれも白キングが赤枠内に入ってきます。

4...Kd4 5.Kg6 Kd5 6.Kf5
4...Kd6 5.Kg4  Kd5 6.Kf5 などから

よって、黒は局面 A にしてはいけないということです。



また始めの局面に戻り、そうなると 1...Kd4 が正解の1手となります。
1...Kd4 2.Kh3 Kd5 3.Kh4 Kd4 などでドロー

白キングを赤枠内に入れて b4 ポーン取るため、 a ポーンを進めてきても
黒は a ポーンを取った後ドローにできます。


おまけ


この局面、もし黒先手だったら白が勝てます。

記事作成に Endgame Database - Shredderを使わせていただきました。


London System の動画

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チェスオープニング入門でオープニング記事を作成するための情報収集として

① ネットで関連記事を探す
② 関連動画を探す
③ 関連書籍を読む
④ 関連書籍を購入する

以前は欲しいと思った本は迷わず購入してましたが、現在は経済的に厳しいため
④ の選択はなくなりました。

冒頭の動画は GM Simon Williams さんが London System について
解説している動画で、英語ですが駒の動きだけでも十分理解できる
おすすめ動画です。

Simon Williams さんは Attacking Chess: The French の本が良かったため
それ以来 気になっている方です。

動画を見て、日々のゲームの中でこういうのやられたなあ( 自分が黒番で )
という記憶がよみがえりますw
London System は名前しか知らないような状態でしたから。

London System の白側がキャスリングせずに攻めてくるのが強力で
黒としてどう反撃していいか分かりませんでしたが、少しずつ対処して
いけそうです。


lichess のボードに矢印やマルをつける方法

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lichess の study などでボードに矢印が入っていることがあって
どうやるのかな? と気になってました。


上図は盤面入力のボードに矢印を引いてみました。
矢印を引きたいマスでクリック、そして目標のマスまでドラッグします。

緑:右クリック。または、shift キーを押したまま左クリック
赤:shift キーを押したまま 右クリック( でドラッグ )
青:shift キーと alt キー を押したまま 左クリック
黄色:shift キーと alt キー を押したまま 右クリック

矢印を引いた後、ボード上で左クリックするとすべての矢印が消えます。



マスに丸印をつけることもできます。
緑:右クリック。または shift キーを押したまま左クリック
赤:shift キーを押しながら 右クリック
青:shift キーと alt キー を押したまま 左クリック
黄色:shift キーと alt キー を押したまま 右クリック

参考ページ
How to make colored arrows and circles?

lichess study

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lichess で 「 学ぶ 」 の項目に study というのがあり、どう使うのか
気になってました。ゲームに解説をつけたり、Tactics や Endgame の
問題を作り lichess 上で公表したり、ブログの記事に貼り付けたり
できるようです。

study のページ
https://lichess.org/study

study のページで検索してみると、中には丁寧な解説のものがあり
ためになります。
下記は London System についての study です( 英語解説 )。

London System Repertoire
https://lichess.org/study/2EaSmZtz


自分のゲームの局面から tactics や endgame の問題を作れるかな?
と思い study を試しにやってみたら、棋譜に解説を入れる方法しか
分からず、また、study の削除の方法が分かりませんでした。

study 削除の方法


その後
ゲームの途中の局面から問題を作ったり、自由に駒を配置して問題を
作ることができるのが分かりました。やり方が分かったら記事にします。

参考ページ
Interactive Lessons





lichess study できること

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lichess study でできることの内容です。

Normal analysis:主にゲーム や 局面の分析用

Practice with computer
局面を作り、その局面でコンピューターと対戦できる。

Hide next moves
棋譜が非表示となり、コーチが生徒にレッスンする時などに有効。

Interactive lesson
ゲームや局面に解説をつけて、それを見る人が学べるものを作る。

主にこの4つを行うことができます。ゲーム解説やタクティクス問題を
作って公表したり、相手と同じ画面を見ながら検討などできます。

以下、study の始め方から参考例など。


上図右上のプラスアイコンをクリックすると下図の画面が現れます。


nameは study につける名前です。日本語でも大丈夫ですが
より多くの人に見てもらいたい場合は英語が良いです。

Visibilityは公開設定です。
 Public 全体公開
 Unlisted 未公開
 Invite only 招待された人のみ見られます。

Computer analysis
コンピューター解析を使える人。
 Everyone 全員
 Nobody 不可。
 Only me 自分だけ。
 Contributors 貢献者の人だけ。
 Members lichess 登録者のみ。

Chat 
 study 内のチャット対象者。

Allow cloning
 study のコピーを作っていい人。study を母国語で
 説明したい時などに活用?

Opening explorer
 棋譜解析を使える人。

Enable sync 同期設定
 Yes 全員が同じ局面を見ている状態にする
 No 見ている人の自由にさせる

設定を決めたら Start をクリック。
やめる時は Cancel。


次の画面では、作成する study の局面設定。

Name 
デフォルトで Chapter 1 となってます。このままで OK。
ちなみにいくつかの項目ごとに説明を加えたい時は、後で
別の Chapter を作ります。

Chapter 1 K + P vs. K
Chapter 2 K + P vs. K + P などのように。

INIT 
最初の局面から始めたい時

EDIT 
局面を作成して始めたい時

URL 
lichess または chessgames.com のゲーム URL

FEN
FEN 入力用

PGN
PGN 入力用 
 
Variant
通常のチェスなら Standard
他、変則チェスも選べます。

Orientation
局面が現れた時、白黒どちらが手前になっているか?

Analysis mode
この記事の始めの方に記載している4タイプから選びます。
 
設定を決めたら Create chapter をクリック。


以下、参考例。

黒先手 

Normal analysis で作成したもの
大きい画面で見たい時は左下の Open をクリック

Practice with computer 
Hide next moves
Interactive lesson 
上記3つも作ってはみたものの、ブログ上だけでなく lichess のサイト上
でも上手く機能しなかったため、掲載できませんでした。


おまけ
11年ほど前ですが、まだ K + P vs. K のエンドゲームをしっかり
理解してなかったころの記事です。懐かしい^^;

オポジションの考え整理 「K+P VS K において」

全然覚えてない

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London System の記事を作成中でネットで情報を見たりしてますが
気になる本があって購入するかどうか迷っていたら、どうやら以前に購入
していたらしく、買わずに済みました^^;


2年ぐらいほとんどチェスやってませんでしたから忘却の彼方でした。
kindle 版です。紙本の方が見たい所を探しやすくていいですが
読めるだけでも今はありがたいです。

lichess で London system の 良い study があってとてもためになり
おすすめです。

Ideas in the London System ( 英語解説です )


その手の意味は?

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10...Ne7 の局面


London System の解説記事を作成している関係で1手ごとその手の意味や
狙いを考えてますが、上図の 10...Ne7 の狙いが分かりませんでした。

自分で思ったことは
Ne7 → Ng6 や Ne7 → Nf5 とする?

後から思ったことは、c6 にナイトがいなくなることで Bb7 の利きが
d5 ポーンに及ぶので、白が e3 → e4 とするのを防いでいる
( 白が e3 → e4 とすることはないにしても )

など。しかし、自分の考えだけでは分からないのでマスターのゲームで
その後どうなっているかを見てみました。

11.Qb1 g6


Alexander Grischuk vs. Wang Hao 1-0

上局面では、Ne7 を f5 に運んだり、g6 ポーンを守っている感じです。


11.Qc2 c4 12.Be2 Nf5


Dmitry Andreikin vs. Sergey Karjakin 1/2 - 1/2

このゲームでは Ne7 を f5 に運びました。さらに、先の局面では


13...Be7 14.Ng4 Nxg4 15.Bxg4 Nd6


Nf5 を d6 へ運び、f7 → f5 としてから Nd6 → Ne4 とする狙いでしょうか。
白は 16.f5 としてそれを阻止しましたが。


11.Qb1 Ng6


Gata Kamsky vs. Alexey Dreev 0-1

こちらは Ne7 → Ng6 に。Bd3 と Qb1 のコンビで h7 にプレッシャーが
かかっているのでそれの対処でしょうか。

少ないゲーム数しか見てませんが、10...Ne7 の意味や狙いがある程度
分かりました。

3年ぶり

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チェス オープニング入門のサイトで Baltic Defece の記事を掲載しました。

Baltic Defence
https://opening-chess.blogspot.com/2019/02/baltic-defence.html

オープニング解説の記事は3年ぶりです。

1.d4 d5 2.c4 Bf5


1.e4 e5 の Open Games と異なり、1.d4 d5 の Closed Games では
Bc8 の展開が問題になることがあるため、e7 → e6 とする前に展開させ
Bxb1 の狙いがあります。

こういう展開は面白いですが、白が 2.c4 としてこないと使えなかったり
白3手目の変化が多いので自分で使っていく予定はありません。

1.d4 d5 2.c4 には 2...e5 の Albin countergambit を使っているのも
あります。


サイトをしばらく放置していた間に、使えなくなっていたものなども
あったため、訂正を加えたものもあります。今は lichess のサイトで
オープニングの定跡を調べられたり、棋譜解析できたりするので
便利になったものです。

スマホで ChessBase のアプリで定跡をみたりもしてます。
以前はコンピューターの分析ができなかったような気がしますが
今はできるので気になる手があったら分析を見てます。

1.d4 e6

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白番 初手に 1.d4 を最近多く使ってます。黒が 1...d5 としてきた時は
2.Bf4 として London System にしようとしてますが、1.d4 に対して
いろんな応手が返ってきます。

1...Nf6 には 2.Bg5 として Trompowsky Attack を試してます。

1...g6  1...b6  1...d6  には 2.e4 から 3.Nc3 とすることが多く
1...c5 には 2.d5 から 3.Nc3 など。


1.d4 e6


1.d4 として勝率 悪いのが 1...e6 。2.e4 とすれば French Defence に
なるので困ることはないですが、別のゲーム展開を楽しみたいので
2.Bf4 としてますが、そうするとゲーム展開があまり良くないです。

黒が 1...e6 とするのはどういう狙いでしょうか?
1つは白の出方を見ることだと思いますが、...b6 & ...Bb7 として
a8 → h1 ラインを活用することが考えられます。

また、2.c4 の場合は 2...Bb4+ とする Keres Defence などあります。


1.d4 e6 2.c4


こうなると London System と変わってきますし、このようなゲーム
展開に慣れてないので、どうしたものかと思っている所です。
試しで 2.c4 からのゲーム展開をしばらくやってみます。

1.d4 に対して 自分が 1...e6 を使ってみるのも良いかも知れません。

1.d4 e6 関連の動画
Repertoire for 1 d4 Part 13 1 d4 e6


別件ですが、London System の記事を作成しました。
よろしければご覧になってください。

Fritz14 到着

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到着予定日より少し遅れましたが Fritz 14 が届き、無事インストールできました。
( 英国から発送 )
アマゾンで 2999円でした。現在在庫切れのようです。
以前のバージョン Fritz で何万もの高い値段がついてますが、本来はこのぐらいの
値段です。


DVD をパソコンに入れてしばらくしてからインストールが始まりますので
少し待ちましょう。

Activate させるのに少し手こずるかも知れません。
Activate key を入れるのに明らかに V の字に見えるのに正しくは Y だったり。

また、下図のように Activate key を入れた下に確認用のコード入力が
あるのですが、何の字か分からないことがよくあります。


4番目の時は B ですが分かりづらく、絶対わからないよコレみたいのが
ありますw 自分は3回目でやっと入力できました。

もしコードが何の字か分からない場合は、Activate のウインドウを閉じ
下図の Activate をクリックすれば、新しいコードが表示されます。
Activate key を再入力しなければなりませんが。



始め記譜表示が 1.d2-d4 のようになってますので、1.d4 の表示に変えたい
場合は File → Options に進み Notation の所で 1.d4 を選択し
apply をクリック後、OK をクリック、Fritz を再起動させれば 1.d4 の表示に
なります。



今は便利になったもので lichess ならゲームの局面や作成局面で
コンピューターの分析が見られますが、この手を指したらどうなるか
知りたい時に lichess の分析だと表示される手がよく変わり不安なのと
PC のファンがうるさくなります。Fritz だとそんなにファンが鳴りません。

Fritz14 を購入した目的は、チェス オープニング入門で記事を作成する時に
分析を見たいのと、CHESS 記のブログ記事作成にも使えますので。

Fritz14 はパッケージを見ると、3D の対戦ができるゲームみたいに思えますが
チェスプレイヤーにとっては分析用に使うのが主だと思います。

Trompowsky Attack

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1.d4 Nf6 2.Bg5


Bxf6 で黒にダブルポーンを作らせる狙いのある定跡。
チェス オープニング入門で記事を作成しました。

Trompowsky Attack

2...Ne4 がメインラインのようですが、lichess でその変化になることは
ほとんどないです( 自分レベルで )。

2...e6 としてくることが多く、次いで 2...d5、2...g6 とか。

オープニングの記事を作成している時は、実際のゲームで試すことが多いです。
経験や知識が少ないこともありますが、序盤早々にビショップペアの利点を
放棄するのは厳しいことが多いですが、他のオープニングでそのような展開に
なっても好感触なものがあります( 自分 )。


1.e4 e6 2.d4 d5 3.exd5 Qxd5 4.Nc3 Bb4


French Defence の変化で、以前は 3...exd5 としてましたが、白番黒番
両方ともその変化だとつまらないので、最近上図のようにしてますが
勝率悪くないです。5.Bd2 には 5...Bxc3 としてます。


1.e4 c5 2.Nf3 d6 3.Bb5+



1.e4 c5 2.Nf3 Nc6 3.Bb5


Sicilian Defence で Bb5 とする変化で、白の白マスビショップと
黒のピースを交換します。こちらも勝率悪くないです。
何故 勝率良いのか分かりませんが、好きなゲーム展開になることが
多いようです。


先を読む大事さ

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白先手


Total Chess Endgames のアプリに出てきた問題。先を読むのがいかに
大事か分かります。初手は間違えやすく、駒を動かさず最後まで読み切れる
のはマスタークラスではないかと?




1.Kxf5 は間違いなんだろうなと思うも、何故間違いなのか分からず。
1.Kxf5  1.Ke5  1.d4  いずれも不正解です。

1.d4 は単純に白 d ポーン、黒 f ポーンを進めた場合、黒4手目でチェックが
かかり、白 d ポーンがクイーンに昇格してもクイーン交換となり
黒 b ポーンが残り黒の勝ち。



1.Kxf5 が何故ダメなのか、理由が分かればそうだようなとなりますが
初手を指す前にそれが分かってないといけません。

1.Kxf5 とした後、お互いのポーンを進めていくと、白 ポーンが昇格
する前に b8=Q+ でチェックがかかり、黒が勝てます。


1.Ke5??


今度は黒 b ポーンがクイーンに昇格した時チェックがかからないので
良さそうですが、下図の局面になり



この局面から Kf6 だと ...Qh4+ でスキューア。 Kd6 だと ...Qd4+ などで
クイーン交換となり、f ポーンが残っている黒が勝てます。
ここまでは読めるようにしたいです( 自分 )。
そして正解は


1.Kg5!!


非常に気づきづらい手です^^;
何故この手なのかは先程の初手がダメであることと、上図の局面から
さらに先を読まなければなりません。

1.Kg5!! b5


ここは単純に 2.d4 です。

2.d4 b4 3.d5


黒キングが白ポーンを取りに行っても、白キングで白ポーン昇格を
サポートできます。


6.d8=Q


こうなるとドローにできる局面となります。


別の変化 1.Kg5!! Kb4


このケースでは 2.d4?? とすると白ポーンを失うので白キングを動かす
必要がありますが・・・・ 今度は 2.Kxf5 として大丈夫です。
もちろん先を読んでからでないと 2.Kxf5 とできないです。


2.Kxf5 Kc3


非常にミスしやすい局面です。

3.Ke4??


悪手。黒が勝てるようになります、何故だかもうお分かりになりますね?


3.Ke5


この手ならドローにできます。



最初の局面ですが、正解にいたるまでは先程の局面を読む必要が
あるのでした。考えているうちに混乱してきそうです(汗)

lichess の通信チェスで premove

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今は lichess でも通信チェスができるので、主に Chess960 を数ゲーム
行ってます。

次に指す手を事前入力できる premove が通信チェスだと分かりづらかった
ため、一応記事にしておきます。


lichess の通信チェスで premove を入力したい場合は上図の赤丸の所に
ある顕微鏡のようなアイコンをクリックします。すると下図のように
画面が変わるので、相手がこの手を指してきたら自分はこの手を指す
というように駒を動かします。



駒を動かしただけでは premove は完了しておらず、上図の青丸の所に
あるプラス アイコン をクリックすると premove が決定されます。

premove を取り消したい時は premove の手順の右側に X マークが表示
されるので、そこをクリックします。

今のところ premove は1変化のみ登録できるようです。

また lichess の設定項目で、表示設定 と 対局中の動作 の設定で
プリムーブを許可しておく必要があります。

premove を決定しなければ、先を読むための分析用ボードとしても
使えます( 通信チェスでは OK なこと )。

kindle 本

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チェス オープニング入門でオープニング解説 記事を作成する時にまず
情報を集めるのですが、ネットだけの情報だと分からないことが出てくる
ので、そのオープニング関連の本を1冊は買うようにしました。

なか身検索である程度は見られますが、kindle 版だと 1000円ちょっと
ぐらいの値段なので購入しやすいです。

ネットだけの情報だと分からないことというのは、ある変化がその
オープニングの変化かどうか分からないことがあります。
どういうことかというと、データベースで上位に表示される手が
他の定跡における局面であることがあるため、データベースでその局面の
ゲーム数が多いから、この定跡のメインラインはこれだな? というのは
間違っていることがあります。

なのでオープニング関連本で扱われている変化の手を見たいのです。
紙本の方が全体をざっと見たり、見たい所を探しやすいですが
値段を考えたら kindle 本が今はありがたいです。購入してすぐ見られるのも
便利です。

英語版サイトを作ってみる

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K R vs. K Rのサイト、日本ではほとんど需要がないようですが
海外ではもっと需要がありそうに思い、英語版を作り始めました。

つたない英語力なので英文作りに時間がかかりますが少しづつ
やっていこうと思います。

英語サイトを作るのに下記サイト様が大変ためになり
興味深い内容で面白いです。

ABCが苦手でも...作ろう英語サイト
https://abc-abc.net/

いつになるか全く不明ですが完成したらお伝えいたします。



K N B vs. K の状況は練習したこともあり、強いコンピューター相手でも
勝てるようになってきましたが、K Q vs. K R で強いコンピューター相手だと
自分が Q 側では大抵ドローになってしまいます。

まれな状況ですが、たまにゲームで起こった時は、どう対応すべきかある程度
分かっているので、自分が R 側の時はドローになったり、Q 側の時は勝てます。

Q 側が大抵 勝てますが、強いコンピューター相手で自分が Q 側の場合
ドローにさせられることがほとんどです。難しいのです。

例えば下図の局面( URL 先 )で、Q 側になり、1番強い8レベルの AI に
勝てるかどうかお試しください。
中断した所から再開をクリックして、AI と 対局するをクリック
レベル8を選択し、白キングをクリックしてスタートです。



人間相手だったら難しくないのですが^^;

トリプルナイトはチェックメイトの局面になるか?

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白先手


2つのナイトだけでは単独キング側が墓穴を掘らない限り
メイトできませんが、3つのナイトではどうでしょうか?

やったことがなかったので試してみたら意外と面白かったです。
2つのナイトを横または縦に並べると壁を作るのは知っていて損はない
かも知れません。

それほど難しくはないですが簡単でもありません。
ステイルメイトに気をつけ、いかに黒キングを閉じ込めていくか?

下記 URL 先でコンピューター相手に対戦できますので
やってみたい方はチャレンジしてみてください。

中断した所から再開をクリックしてその後 AI のレベルを選び
白キングを選択します。

下記は自分の結果です。

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